Android版MT4を使う初心者が最もよく誤解するポイントが
「スマホでEA(自動売買)が使えるのか?」
という点です。
結論から言うと、
Android版MT4ではEAは一切使えません。
ただし、
「VPS上のPC版MT4をスマホで遠隔操作する方式」であれば、スマホでEA運用ができます。
この記事では、
- Android版MT4でEAが使えない理由
- カスタムインジケーターの可否
- スマホでEA運用する唯一の方法(VPS)
- よくある誤解と注意点
これらをわかりやすくまとめて解説します。
※スマホ版MT4の他の機能(インストール・ログイン、気配値、チャート操作、注文方法、履歴確認、トラブル対処)については、下記の記事で詳しく解説しています。
必要な操作だけ個別にチェックできるようまとめていますので、ぜひ併せてご覧ください。
Android版MT4でEAは動かない理由
Android版MT4には、PC版にあるEA関連機能がすべて搭載されていません。
EAフォルダが存在しない
PC版MT4には、以下のフォルダ構造があります。
MQL4/
├ Experts(EA)
├ Indicators(インディケータ)
└ Scripts(スクリプト)
しかし、Android版にはこれらのフォルダ自体が存在せず、ファイルを追加する仕組みがないためEA導入は不可能です。
MQL4を実行するエンジンがない
EA・カスタムインディケータが動くためには、内部で「MQL4」を実行する必要がありますが、
- Android版MT4は軽量アプリとして作られている
- MQL4を動かすコンパイルエンジンが搭載されていない
という理由で、プログラムを動作させることがそもそもできません。
カスタムインディケータも使えない
EAだけでなく、カスタムインディケータ(ex4)もAndroid版では導入不可です。
| 機能 | PC版MT4 | Android版MT4 |
|---|---|---|
| 標準インディケータ | 〇 | 〇 |
| 有料インディケータ | 〇 | ✕ |
| 自作インディケータ | 〇 | ✕ |
スマホ版で使えるのは、あくまで「標準インディケータ」のみです。
スマホでEAを運用する唯一の方法(VPS)
Android版MT4でEAを動かしている人のほぼ全員が、実際には以下の方法を使っています。
手順(VPS×PC版MT4)

- Windows ServerタイプのVPSを契約
- VPSに「PC版MT4」をインストール
- EA(ex4)ファイルをVPSへアップロード
- PC版MT4にEAをセットして起動
- スマホの「リモートデスクトップ」アプリでVPSに接続
- スマホ画面からPC版MT4を操作(監視・停止など)
要するに、EAを動かしているのはスマホ版MT4ではなく、クラウド(VPS)に置いているPC版MT4ということです。
スマホは「リモコン」
スマホはあくまで、
- チャートの確認
- EAの稼働状況チェック
- ポジションの監視
- EAのON/OFF(VPS上で操作)
といった「遠隔操作の役割だけ」を担当します。EAの実行そのものは、すべてVPS内のPC版MT4が行います。






