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指標トレードに両建ては有効?仕組みと注意点を徹底解説

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FXでは、雇用統計や消費者物価指数(CPI)などの経済指標が発表される瞬間に、為替レートが短時間で大きく動くことがあります。

この一瞬の値動きを狙うトレード手法が「指標トレード」です。数十pips、場合によっては100pips以上動くこともあり、ロット次第では数十万〜数百万円単位の損益が発生するケースもあります。

一方で、指標トレードは「ギャンブルのようだ」と言われることも少なくありません。確かに、準備不足のまま挑めば、一瞬で大きな損失を被るリスクがあるのも事実です。

しかし実際には、事前の準備や資金管理を徹底したうえで、このタイミングだけを狙ってトレードしている人も存在します。

短時間で大きな利益を狙える反面、リスク管理やエントリー設計を誤ると大きな損失につながる。それが、指標トレードの最大の特徴です。

本記事では、指標トレードの基本的な仕組みを整理したうえで、

  • なぜ指標発表の瞬間に相場が大きく動くのか
  • どのようなFX業者を使うべきか
  • 両建ては指標トレードにおいて有効なのか
  • 実際の勝率や、利益と損失のリアルなバランス

といった点を、実例を交えながら解説していきます。

指標トレードが、どのような条件で成り立ち、どこに注意すべきなのか。

そのポイントを、本記事で整理していきます。

目次
  1. FX指標トレードとは?相場が急変する理由
    1. 指標トレードとは?
    2. なぜ一瞬で大きく動くの?
    3. トレーダーにとってはギャンブル的チャンス
  2. 指標トレード前に確認すべき経済指標スケジュール
    1. みんかぶで経済指標スケジュールを確認する
    2. FX業者(Exness・XM)で経済指標を確認する
  3. チャートはどう動く?予想値と結果の関係性
  4. 指標トレードで値動きが大きいおすすめ経済指標2選
    1. アメリカ雇用統計
    2. アメリカ消費者物価指数(CPI)
  5. トレード前に必ず押さえたい資金管理と業者別の注意点
    1. 資金管理の基本|口座内の資産は最小限にする
    2. 国内FXでの指標トレードはおすすめできない理由
    3. Exnessでトレードする場合の準備
    4. XMでトレードする場合の準備
  6. 指標トレードのエントリータイミングと注意点
    1. 発表「直前」にポジションを持つ(事前エントリー)
    2. 発表「直後」に動きについていく(後出しエントリー)
    3. どちらのエントリー方法が向いている?
  7. 【勝率UP】指標トレードで両建てを使うという選択肢
    1. 両建てとは?
    2. なぜ指標トレードで両建てが使われるのか
    3. 指標トレードにおける両建ての基本的な考え方
    4. 両建てはすべてのFX業者で使えるわけではない
    5. 両建ては「必ず勝てる手法」ではない
  8. 実際の成功例・失敗例、指標トレードのリアル体験
    1. 成功例①:20ロット買い
    2. 成功例②:10ロット売り
    3. 失敗例:ヒゲで両面焼き
  9. 2024年指標トレードの勝率はどれくらい?【実績データを公開】
    1. アメリカ雇用統計の勝率と利益
    2. アメリカ消費者物価指数の勝率と利益
  10. 指標トレード向きのFX業者を選ぶポイント
  11. まとめ:指標トレードは「準備」と「設計」で結果が決まる
    1. おさらい|指標トレードで意識すべきポイント

FX指標トレードとは?相場が急変する理由

FXにはさまざまなトレードスタイルがありますが、その中でも経済指標の発表をきっかけに、短時間で大きな値動きが発生しやすいのが「指標トレード」です。

指標トレードとは?

指標トレードとは、政府や中央銀行が発表する経済指標のタイミングに合わせてエントリーし、相場が大きく動く瞬間を狙って利益を取りに行くトレード手法のことです。

値動きが集中する時間帯があるため、数分〜数十分といった短時間で勝負がつきやすいのが特徴です。

経済指標とは?

経済指標とは、各国の経済活動の状況を数値で示した統計データのことです。

物価やインフレ率、失業率、小売売上高、GDPなどが代表的で、各国の公的機関が定期的に集計・公表しています。

なぜ一瞬で大きく動くの?

市場では、経済指標の結果をもとに、今後の金利動向や経済政策が意識されます。

特に市場参加者の注目度が高い指標の場合、結果が事前の予想と大きく異なると、為替レートが一気に数十〜数百pips動くこともあります。

米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)は、こうした値動きが起こりやすい代表的な指標の一例です。

トレーダーにとってはギャンブル的チャンス

このような局面では、発表前からポジションを保有しておく、あるいは発表直後の動きに素早く乗ることで、ごく短時間で大きな利益を得られる可能性があります。

一方で、予想と逆方向に動いた場合の損失も大きくなりやすく、リスク管理が欠かせないトレードスタイルでもあります。

例えば、注目度の高い指標発表時には、ドル円が50〜100pips程度動くことも珍しくありません。
ロット数によっては、数分で数十万〜100万円単位の損益が発生するケースもあります。

指標トレード前に確認すべき経済指標スケジュール

指標トレードで最も重要なのは、「いつ、どの経済指標が発表されるのか」を正確に把握することです。

FX市場は24時間動いていますが、経済指標の発表時刻はあらかじめ決まっています。
このタイミングを把握していないと、チャンスを逃すだけでなく、想定外の値動きに巻き込まれる可能性もあります。

そのため、指標トレードを行う前には、必ず経済指標スケジュールを事前に確認しておくことが重要です。

経済指標のスケジュールは、金融情報サイトやFX業者の公式サイト・アプリなどで確認できます。

今後も継続的に利用することになるため、「自分にとって見やすく、使いやすい」ツールを選ぶことがポイントです。

本記事では参考として、みんかぶとFX業者(Exness・XM)を使った経済指標カレンダーの確認方法を紹介します。

みんかぶで経済指標スケジュールを確認する

筆者は、日々の指標スケジュール確認に「みんかぶFX 経済指標カレンダー」を利用しています。

みんかぶでは、次のような情報を一目で確認できます。

発表時間(日本時間)
経済指標名
重要度(為替に影響を与えやすいか)
前回発表時のドル円変動幅(1pips=0.010)
今回の指標の予想と結果(発表前の結果はー表示)

発表時間と指標名を一覧で把握しやすく、指標トレードの事前準備に適したツールです。

※みんかぶの経済指標カレンダーはコチラ

FX業者(Exness・XM)で経済指標を確認する

FX業者のアプリでも、経済指標カレンダーを確認することができます。

実際の取引アプリ内で確認できるため、エントリー直前の最終チェックに向いています。

Exness(スマホアプリ)の場合

Exnessのスマホアプリでは、次の手順で経済指標カレンダーを確認できます。

STEP
マーケットから「今後のイベント」の詳細を表示を開く
STEP
経済指標カレンダーの確認

XM(スマホアプリ)の場合

XMのスマホアプリでは、以下の手順で経済指標カレンダーを確認できます。

STEP
画面左上のメニューを開く
STEP
経済指標を選択する
STEP
経済指標カレンダーの確認

チャートはどう動く?予想値と結果の関係性

経済指標では、発表前に「予想値」が事前に公表されます。そして相場は、発表された「結果」とこの予想値の差によって大きく反応します。

基本的な考え方は次の通りです。

結果 > 予想値指標が行われた国の通貨が買われやすい(上昇)
結果 < 予想値指標が行われた国の通貨が売られやすい(下落)

また、予想値と結果の差が大きければ大きいほど、発表直後の値動きも大きくなりやすいのが特徴です。

以下は、アメリカ雇用統計(4月発表)における予想値と結果を比較した例です。

雇用統計は市場の注目度が非常に高く、予想値とのわずかな差でも、ドル円が大きく反応することがあります。

消費者物価指数(CPI)のような指標では、0.1%といった小さな差であっても、金融政策への影響が意識されやすく、大きな値動きにつながるケースがあります。

予想値は誰が決めてる?

経済指標の予想値は、市場のアナリストや経済機関によるコンセンサス(平均的な予測値)です。

これらの予想値は、FX業者の取引ツールや経済指標カレンダーでも簡単に確認することができます。

指標トレードで値動きが大きいおすすめ経済指標2選

指標トレードを行うなら、まずは「値動きが大きく、注目度の高い経済指標」を選ぶことが重要です。

中でも、次の2つの指標は市場参加者の注目度が非常に高く、発表のたびに大きな値動きが発生しやすい代表的な指標です。

ただし、値動きが大きい分、想定と逆方向に動いた場合のリスクも高くなる点には注意が必要です。

指標名発表日発表時間
アメリカ雇用統計毎月第一金曜日夏時間:21:30
冬時間:22:30
アメリカ消費者物価指数(CPI)毎月15日付近夏時間:21:30
冬時間:22:30

他にも重要な経済指標はありますが、この2つは市場全体の注目度が特に高く、指標トレードでは定番とされるイベントです。

アメリカ雇用統計

雇用統計は、米国の雇用状況を示す指標で、為替市場だけでなく株式・債券市場からも注目されます。

保有ロット(100,000通貨/ロット)損益
1ロット32,200円
5ロット161,000円
10ロット322,000円
20ロット644,000円
30ロット966,000円

※上記の損益は、32.2pipsの値幅の場合です。

アメリカ消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数(CPI)は、インフレ動向を判断する重要指標で、金融政策への影響が大きい点が特徴です。

保有ロット(100,000通貨/ロット)損益
1ロット36,800円
5ロット184,000円
10ロット368,000円
20ロット736,000円
30ロット1,104,000円

※上記の損益は、36.8pipsの値幅の場合です。

トレード前に必ず押さえたい資金管理と業者別の注意点

指標トレードは、短時間で大きな利益を狙える可能性がある反面、予想が外れた場合の損失も大きくなりやすいトレード手法です。

このパートでは、エントリー前に必ず意識しておきたい資金管理の考え方と、FX業者ごとの仕様による注意点を整理して解説します。

特に、指標トレードでは「どの業者を使うか」によって、リスクの大きさや想定外の損失につながる可能性が大きく変わります。

資金管理の基本|口座内の資産は最小限にする

指標トレードでは、相場が想定と逆方向に大きく動くこともあるため、口座内に多くの資金を入れたままトレードするのは非常に危険です。

ゼロカットシステムを前提とする場合でも、口座内資金が多いほど自己負担の損失が大きくなる点には注意が必要です。

▼経済指標によりUSD/JPY10ロットで「50pips」の損失が出てしまった場合

口座内資産自己負担の損失業者負担の損失
(ゼロカットシステム使用)
100,000円-100,000円-400,000円(業者負担)
500,000円-500,000円0円(業者負担)

少ない資金で入ることで、損失を限定しながらチャンスを狙えるのが、指標トレードにおける基本戦略です。

国内FXでの指標トレードはおすすめできない理由

結論から言うと、国内FX業者での指標トレードはおすすめできません。

その最大の理由は、国内FXにはゼロカットシステムが存在しないためです。

指標発表時には、相場が一気に大きく動いたり、スプレッドが急拡大したりすることがあります。このような局面では、ロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生するケースも珍しくありません。

国内FXの場合、口座残高を超えた損失はトレーダー自身の負担となり、追証(追加証拠金)が発生する可能性があります。

一方、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者であれば、万が一ロスカットが間に合わなかった場合でも、損失は口座内資金までに限定され、借金を負うことはありません。

そのため、急激な値動きが発生しやすい指標トレードにおいては、国内FXよりもゼロカット対応の海外FX業者を利用するほうが、リスク管理の面で現実的と言えます。

Exnessでトレードする場合の準備

Exnessでは、指標発表の1時間前からレバレッジ制限(最大1:200)がかかります。

そのため、エントリーの1時間前には、想定される値動きに耐えられるだけの資金をあらかじめ入れておく必要があります。

あくまで一例ですが、筆者は「10万円で10ロット」を基本としています。精神面の負担と耐久力、利益のバランスが取りやすいためです。

▼【USD/JPY】のロット毎10pips耐えるのに必要な資産

ロット数(0.100)10pipsオススメ
1ロット10,000円
5ロット50,000円
10ロット100,000円
20ロット200,000円
30ロット300,000円
指標発表直前に資金移動はできない

たくさんの資産を入れて指標前に口座内資金を資金移動で別口座に移したり、口座内資産を少ない状態でエントリーして指標発表直前にロスカットされそうになったからといって資金を入れたりはできないので注意が必要です。

XMでトレードする場合の準備

XMは、指標発表前でもレバレッジ制限がかからない点が特徴です。そのため、エントリー直前に必要な最低限の証拠金を入れておく運用が可能です。

▼【USD/JPY】のロット毎に必要な証拠金

ロット数証拠金(例:ドル円=150円)オススメ
1ロット150×100=15,000円
5ロット150×500=75,000円
10ロット150×1,000=150,000円
20ロット150×2,000=300,000円
30ロット150×3,000=450,000円

為替レートは常に変動しているため、最低必要証拠金よりも多少余裕を持たせて入金しておくことで、エントリー直前の証拠金不足を防ぎやすくなります。

注1)複数口座・複数業者を利用した両建てを禁止

同一アカウント内で最大8口座まで作成することができますが、「同時に1つ目の口座で買で入る・2つ目の口座で売に入る」のは禁止事項となっています。

他業者を跨いで「同時にExness(*)のアカウントで買で入る・XMのアカウントで売に入る」場合も同じく禁止となっています。(*海外FX業者)

注2)指標トレードのみしかしない場合は凍結される恐れがある

指標トレード自体は禁止されていませんが、指標トレードしかしない場合はゼロカットシステムの悪用とみなされ、凍結される可能性があります。

指標トレードのエントリータイミングと注意点

指標トレードは、発表の瞬間から数秒〜数十秒で相場が大きく動くこともある、非常に短時間勝負のトレードです。

ここでは、どのタイミングでエントリーするのか、どのように値動きを狙うのかについて、代表的な2つのエントリーパターンを紹介します。

発表「直前」にポジションを持つ(事前エントリー)

発表前にあらかじめポジションを保有し、指標発表後の急激な値動きで一気に利確を狙うスタイルです。

メリットデメリット
・値動きの初動から利益を狙える
・大きく動いた場合の利幅が大きい
・想定と逆方向に動いた場合の損失が非常に大きくなりやすい
・発表直前はスプレッドが拡大しやすい

発表「直後」に動きについていく(後出しエントリー)

指標の結果やローソク足の動きを確認してから方向を判断し、明確に動いた方向に素早くエントリーするスタイルです。

メリットデメリット
・方向を確認してから入れるため失敗しにくい
・初心者でも判断しやすい
・スプレッド拡大により不利な価格で約定することがある
・発表直後に大きく動くため、利幅が限定されやすい

どちらのエントリー方法が向いている?

パターン向いている人
直前エントリー値動きの初動を狙いたい人(高リスクを許容できる)
後出しエントリーリスクを抑えて指標トレードを行いたい人

指標トレードは一瞬の判断が結果を左右するため、エントリーのタイミング次第で利益にも損失にもなり得ます。

ただし、「どのタイミングで、どの方法を使うか」を事前に決めておくことで、勝率やリスクのバランスは大きく変わります。

指標トレードはギャンブルに近い側面もありますが、エントリー方法とリスク管理を工夫することで、無計画に取引する場合とは結果が大きく変わります。

【勝率UP】指標トレードで両建てを使うという選択肢

指標トレードでは、発表内容によって相場の方向が大きく動きます。
しかし実際のトレード現場では、発表直後に「どちらに動くか」を正確に判断するのは簡単ではありません。

  • 発表直後は値動きが荒れる
  • 一瞬で上下にヒゲを付ける
  • スプレッドが急拡大する

こうした理由から、方向を予測するトレードが機能しにくい場面も多く存在します。

そこで使われるのが、両建てという選択肢です。

両建てとは?

両建てとは、同一通貨ペアに対して「買い」と「売り」を同時に保有するトレード手法です。

指標トレードにおける両建ては、

  • どちらに動くかを予測しない
  • 大きく動いた方向だけを利益に変える

という考え方をベースにしています。

なぜ指標トレードで両建てが使われるのか

指標発表時の相場には、次のような特徴があります。

  • 発表直後は方向が定まらない
  • 一瞬の判断ミスが致命傷になる
  • 約定遅延・スプレッド拡大が起こりやすい

このような環境では、

「当てにいく」トレードよりも「外さない」トレードのほうが有利になる場面があります。

両建ては、方向を当てる必要がないため、指標トレードとの相性が良い手法として使われています。

指標トレードにおける両建ての基本的な考え方

指標トレードで両建てを行う場合、考え方はシンプルです。

  1. 指標発表前に、買いと売りを同時に入れる
  2. 相場が大きく動いた方向のポジションだけが伸びる
  3. 逆方向のポジションはロスカットされる

このとき重要なのは、

  • 損失は事前に想定できる
  • 利益は相場の勢い次第で大きく伸びる

という非対称な構造です。

両建てはすべてのFX業者で使えるわけではない

注意点として、両建てはすべてのFX業者で自由に使える手法ではありません。

FX業者によっては、

  • 同一アカウント内での両建て
  • 複数口座を利用した両建て
  • 異なる業者間での両建て

を、規約で禁止している場合があります。

特に指標トレードでは、複数口座や複数業者を使った両建てが規約違反と判断されやすいため注意が必要です。

規約違反となった場合、

  • 取引の無効化
  • 利益の没収
  • 口座凍結

といった対応が取られる可能性があります。

そのため、両建てを前提とした指標トレードを行う場合は、事前に必ず各FX業者の利用規約を確認し、両建てが認められている環境かどうかを把握しておく必要があります。

両建ては「必ず勝てる手法」ではない

両建ては、相場が大きく一方向に動いた場合に有効ですが、

  • 上下にヒゲを付ける
  • 動きが弱く終わる
  • スプレッド拡大が極端

といった場合には、両方が損失になる(両面焼き)リスクもあります。

つまり両建ては、「勝率を上げるための手段」であって「勝ちを保証する手法」ではありません。

実際の成功例・失敗例、指標トレードのリアル体験

指標トレードは理屈だけでなく、実際の値動き・資金配分・耐え方によって結果が大きく変わります。

ここでは、筆者が実際に行ったトレードの中から、成功したケースと失敗したケースをもとに、「なぜ勝てたのか」「なぜ失敗したのか」を具体的に紹介します。

なお、ここで紹介している事例は、すべて指標発表前にポジションを保有する「事前エントリー」を前提としたものです。

成功例①:20ロット買い

20ロットで買いエントリーを行ったケースです。

20ロット買エントリー

84,000円→+1,170,000円の利益を獲得

掲載しているチャート画像は、実際に昼頃にエントリーし、利益確定まで保有したトレード結果を示したものです。

なお、このトレードとは別に、「もし指標発表の約1時間前からエントリーしていた場合でも、ロスカットされずに耐えられたか」という観点で、事前の値動きも検証しています。

上記画像の指標発表1時間前~指標発表までの値動き

  • エントリー価格:151.849(指標発表1時間前)
  • 発表前の最安値:151.766
  • 最大逆行幅:8.3pips

このように、10pips程度の逆行に耐えられる証拠金を口座内に用意していれば、仮に1時間前からポジションを保有していたとしても、ロスカットされることはなかったことが分かります。

成功例②:10ロット売り

10ロットで売りエントリーを行ったケースです。

10ロット売エントリー

100,000円→+772,000円で決済

指標発表の1時間前に売りエントリーを行い、10pips程度の逆行に耐えられる証拠金を事前に用意していました。

上記画像の指標発表1時間前~指標発表までの値動き

  • エントリー価格:155.652(指標発表1時間前)
  • 発表前の最高値:155.729
  • 最大逆行幅:7.7pips

発表前に多少逆行してもロスカットされない設計だったため、指標発表後の下落をしっかり利益につなげることができました。

失敗例:ヒゲで両面焼き

一方で、指標トレードには典型的な失敗パターンも存在します。

それが、上下にヒゲを形成するいわゆる「両面焼き」のチャートです。

このような場面では、

  • 発表直後に一瞬上昇
  • すぐに反転して急落(またはその逆)

といった動きになりやすく、一瞬で上下のヒゲが形成されます。

ヒゲが形成される前に利益が出ていれば、成行注文で決済できる場合もありますが、実際には値動きがあまりにも速く、決済する前にロスカットされるケースがほとんどです。

2024年指標トレードの勝率はどれくらい?【実績データを公開】

ここでは、筆者が2024年に実践してきたアメリカ雇用統計・アメリカ消費者物価指数(CPI)トレードのリアルな勝率と利益を公開します。

※本データは、両建て(買い・売り同時エントリー)を前提とした指標トレードの実績です。

検証条件と注意点:

  • 全トレードは Exness(プロ口座)USD/JPY10ロット × 2口座(買・売)で実施
  • 各口座に10万円ずつ入金(合計20万円)
  • 表の「利益額」は、勝ち口座の利益から負け口座の10万円ロスカットを差し引いた最終利益
  • トレード未実施の月は「ー」で表示
  • 勝率は「どちらか一方が生き残ったか」で判定

アメリカ雇用統計の勝率と利益

日付値幅利益額勝率
2024年1月5日
2024年2月2日+80.6pips+706,000
2024年3月8日強制ロスカット-200,000
2024年4月5日
2024年5月3日
2024年6月7日+94.7pips+847,000
2024年7月5日強制ロスカット-200,000
2024年8月2日強制ロスカット-200,000
2024年9月6日
2024年10月4日+123.9pips+1,139,000
2024年11月1日+65.6pips+556,000
2024年12月6日強制ロスカット
(買いのみでエントリー)
100,000
+2,548,00050%

利益確定のタイミングによっては、さらに大きな値幅を狙える可能性もあります。

なお、月によってトレードを行っていない場合があるため、年間を通した勝率は「実施回数ベース」で算出しています。

アメリカ消費者物価指数の勝率と利益

日付値幅利益額勝率
2024年1月11日
2024年2月13日強制ロスカット-200,000
2024年3月12日
2024年4月10日+49.0pips+390,000
2024年5月15日+77.2pips+672,000
2024年6月12日+84.3pips+743,000
2024年7月11日+65.7pips+557,000
2024年8月14日強制ロスカット-200,000
2024年9月11日+52.6pips+426,000
2024年10月10日強制ロスカット200,000
2024年11月13日
2024年12月11日強制ロスカット
(買いのみでエントリー)
ー100,000
+2,088,00055.6%

利益確定のタイミングによっては、さらに大きな値幅を狙える可能性もあります。

なお、月によってトレードを行っていない場合があるため、年間を通した勝率は「実施回数ベース」で算出しています。

指標トレード向きのFX業者を選ぶポイント

指標トレードでは、

  • 両建ての可否
  • レバレッジ制限の有無
  • ゼロカットシステムへの対応

といった業者ごとの仕様によって、取れる戦略やリスクの大きさが大きく変わります。

そのため、自分のトレードスタイルに合った業者を選べるかどうかは、指標トレードを安定して行えるかどうかに大きく影響します。

ただし、公式サイトの情報だけでは、実際の使い勝手や指標時の挙動が分かりにくいのも事実です。そこで参考になるのが、実際に利用しているトレーダーのクチコミや体験談です。

当サイトでは、FX業者ごとのクチコミを確認できるページを用意しています。

業者選びに迷っている方は、実際の利用者の声をチェックしながら、自分に合った環境を探してみてください。

まとめ:指標トレードは「準備」と「設計」で結果が決まる

ここまでの内容を踏まえると、両建ては指標トレードにおいて「条件が合えば有効な選択肢の一つ」と言えます。

ただし、すべての業者で使えるわけではなく、事前の確認と設計が欠かせません。

指標トレードは「運任せ」「ギャンブル」と思われがちですが、実際には資金管理やエントリー設計次第で、勝率50%前後でも安定して利益を積み上げることが可能な手法です。

今回紹介したトレードは、複雑な分析や高度なテクニックを必要とせず、事前の準備とルール設計を重視したシンプルな考え方をベースにしています。

実際の取引データを見ても、2024年の雇用統計と消費者物価指数(CPI)トレードだけで、年間を通して約400万円の利益が出せていることが分かります。

おさらい|指標トレードで意識すべきポイント

STEP
実力や経験よりも、どの指標を狙うかが重要

本記事で紹介した主要指標は、初心者でも判断に迷いにくいものです。

STEP
準備の中心は資金とロットの設計

事前にどこまで逆行に耐えられるかを想定し、無理のない資金配分を行うことが前提になります。

STEP
エントリー方法は状況に応じて選択

発表直前に入る方法や事前エントリーに加え、条件が合えば「両建て」を組み合わせることで、リスクを限定しやすくなるケースもあります。

※ただし、両建てはすべてのFX業者で使えるわけではなく、業者ごとの規約や仕様を事前に確認することが必須です。

一見するとギャンブル性が高く見える指標トレードですが、実際には「準備」「設計」「環境選び」によって、リスクとリターンをコントロールできるトレード手法でもあります。

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