MT5では口座残高0円でもロスカットされない
口座残高0円になるとポジション決済されるというのが共通認識だと思います。
ただし、下記の組み合わせの場合は0円でも耐えることができます。
MT5×証拠金維持率0%
つまり、Exnessでは所持金0円になっても耐えます。少額ハイレバトレードでは有利となります。
そもそも、証拠金維持率0%でない業者では、0円で耐えるか検証はできませんので、証拠金維持率0%業者の小ネタ程度と思ってください。
▼証拠金維持率0%のExnessはこちら

口座残高0円になってもロスカットされないことを利用した残高調整
クロス円ペアで取引をする必要があります。ドルストレートだと活用できません。
クロス円ペア…USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPYなど
ドルストレート…EUR/USD、GBP/USDなど
仮に10ロットで取引を行うときは、口座内資金を1,000で割り切れる数値に調整することで0円でロスカットされない状況を有効に活用することができます。
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ロット数 | 0.001値動き時の損益 | 残高端数の調整 |
---|---|---|
1ロット | ±100円 | 100で割切れる残高 |
2ロット | ±200円 | 200で割切れる残高 |
3ロット | ±300円 | 300で割切れる残高 |
4ロット | ±400円 | 400で割切れる残高 |
5ロット | ±500円 | 500で割切れる残高 |
10ロット | ±1,000円 | 1,000で割切れる残高 |
20ロット | ±2,000円 | 2,000で割切れる残高 |
50ロット | ±5,000円 | 5,000で割切れる残高 |
100ロット | ±10,000円 | 10,000で割切れる残高 |
Exnessの損益表示がおかしい件について

上記の画像では【USD/JPY】40ロット保持している画像となります。
本来では、40ロットは0.001の損益は±4,000円のため利益388,000円になるはずなのが、表記では387,999.99円となっています。
これが0円でもポジションが決済されない何かの原因を示しているのではないかと考えられます。
Exness独自のシステム「ミッド価格によるロスカット判定」によるものではないのか?
ミッド価格によるロスカット判定とは、相場の急変で証拠金維持率が0%に近づき、ロスカット(強制決済)が発動しそうな場合、スプレッドを半分値にして強制決済を発生しにくくするシステムとなります。
そのため、証拠金維持率と証拠金がゼロになってもすぐにロスカットが発動せず、マイナス残高を抱えた状態で取引が継続されることがあります。
Exnessの「ミッド価格によるロスカット」では、MT4/MT5に表示される「実際の有効証拠金」とは別に「仮想の有効証拠金」というものが設定されます。
本来は、MT4/MT5に表示されている「実際の有効証拠金」が0円になった段階で、ロスカットが執行されます。
しかし、Exnessではスプレッドの割引を考慮した「仮想の有効証拠金」が0円になるまでロスカットは執行されません。
MT4/MT5に表示される「実際の有効証拠金」は0円なのにも関わらずロスカットが発動しない場合は、「ミッド価格によるロスカット判定」で「仮想の有効証拠金」が0円になっていないことが理由です。

上記については、Exnessアプリ上では「ストップアウト保護」と表記されています。
「ストップアウト保護」は「ゼロカットシステムにより業者の補填」が何回か行われると、Exnessより剝奪されます。
筆者自身、既に剝奪されていますが、口座残高0円になってもポジションが強制決済されることはありませんので「ミッド価格によるロスカット判定」は関係ないと考えられます。
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