FXピラミッティングとは？エントリータイミングや注意点を解説！【画像付】

少額から資産を大きく増やすには、ピラミッティングの知識は必要不可欠です。

また、少額でなくてもピラミッティングを活用すると資産増加スピードが大幅に跳ね上がります。

ただし、タイミングを見誤ると含み益が一瞬で失うこともあります。

今回の記事では、ピラミッティングのエントリータイミングや注意点についてまとめていきます。

ピラミッティングとは

最初にエントリーしたポジションの含み益を使って、追加で同じポジションを積み増していくことを指します。

これをすることによって、資産を増加させるスピードを段違いに早くすることができます。

ピラミッティングと両建ての違い

両建てとは、最初にエントリーしたポジションと反対のポジションを追加でエントリーして「リスクヘッジ（相場が予想外に動いた場合でも対応できる）」を行うことを目的に行います。

異なる業者同士、異なる口座同士で両建てすることもあります。

ピラミッティングとナンピンの違い

ピラミッティングは含み益状態でポジションを積み増していくのに対して、ナンピンは含み損状態で、ポジションを積み増していくことを指します。

ナンピンは資産を一気に失いやすいため、おすすめできない手法となります。

ナンピンについては、下記記事にてより詳細にまとめています。

ピラミッティングのポイント

利益を大きく上げたいときは、一番最初のロットが大事

ピラミッティングでは、小ロットでエントリーして同じロットを積み増していく、または段々とロット数を上げていく方法が最も無難で安定して稼ぐ方法となります。

しかしながら、一番最初のロットを大きめでエントリーできれば、当たり前ですが最終的な積み増し後の利益が大幅に上昇します。

「後から積み増すから最初は小ロットでいい」ではなく「最初から大きいロットで始め、それを繰り返し積み増していく」ことを意識することが大切です。

ピラミッティングチャンスの形

1つの方向に相場が動き続ける時は、「レンジブレイク→レンジ→レンジブレイク→」が短期間で繰り返される傾向があります。（レンジを作らず、ひたすらに動き続けることはほとんどありません）

このような場合は、レンジブレイクしたのを見てからエントリーしても利益が発生します。

ただ、狙える時は積極的にレンジゾーン下限での反発でエントリーできると利益がより伸びます。

したがって、上記のようなチャートの場合はピラミッティングチャンスとなります。

ピラミッティングをした場合としない場合の差

ピラミッティングをした場合としなかった場合を例題を用いて解説を行っていきます。

100.000からスタートして、106.000で決済を行ったとき、ピラミッティング有無で以下のように差がでます。

ピラミッティングの有無で、大きな差が出ていることは一目瞭然ですが、さらに細かく積み増していくことで、もっと大きな利益が生まれます。

ピラミッティングの注意点

ピラミッティングをしたときに、最初のエントリーしたときから強制ロスカット位置が変わることを注意しておく必要があります。

追加でポジションを保有することで利益は増えますが、無理して増やしすぎた場合は上昇途中のレンジ相場でロスカットされることになるので気を付ける必要があります。

ピラミッティングをしない方がいいとき

長時間にかけて、上記のように同じところをずっと動いている（レンジ相場）ときは、ピラミッティングは辞めておき、短期スキャルピングでレンジ上限・下限で反発狙いのエントリーに切り替えましょう。

上記のような値動きになりやすい長時間のレンジ相場になりやすいタイミングは以下の通りです。

• 米雇用統計や米消費者物価指数（CPI）など大きな経済指標がある日の発表前
• その通貨の国の取引市場が休場している場合
• クリスマスや正月など国際的なイベントが行われる日
• 相場を動かす材料・イベントがなにもないとき

ピラミッティングに向いている業者

ピラミッティングに向いている業者にはレバレッジが高い業者が当てはまります。

レバレッジが高いほど、少額で取引を行うことができるため、少額から大きく利益を上げることができるピラミッティングに向いています。

海外FXでレバレッジが最も高いのは「Exness(エクスネス)」の21億倍となっています。