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海外FX(為替通貨・金・銀・BTC)の1pipsについて解説【例題あり】

FXについて学び始めた際、頻繁に「pips(ピップス)」という用語を目にします。pipsとは値動きの単位で、利益や損失が分かります。

しかし通貨ペアによって1pipsの定義が異なるため、よく分からない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では

  • FXでpipsが使われる理由
  • pipsを日本円に換算する方法
  • 1pipsで発生する損益の計算方法

について、解説します。

この記事を読めば、pipsの基本的な使い方が分かるので、損益の計算が楽になります。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

pips(ピップス)とは?

FXのpipsとは変動幅を表す

FXの共通単位として使用されるpipsは、「percentage in point」を略したもので、為替相場の変動幅を表す単位です。

変動幅に連動してFXで獲得できる利益や損失が決まるため、重要な指標です。

pipsは、買値と売値の差であるスプレッドを表す時にも用いられます。

例えば、買値が1ドル150.000円で売値が150.050のとき、スプレッドは0.050円。この場合は5pipsと表します。

FXの1pipsはいくらなのか?

1pipsがいくらを表すかの定義は、通貨ペアに円を含むか、含まないかによって変わります。

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基準となる小数点単位1pips代表例
円を含む通貨ペア
(クロス円)
小数点第2位0.01円USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPYなど
円を含まない通貨ペア
(ドルストレート)
小数点第4位0.0001ドルEUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなど

ドル円を例に考えてみます。

1ドル150.000円の時にドル円を買い、その後150.600円になった場合の値幅は0.600円(60pipsの利益)です。

150.600円(決済した価格)-150.000円(新規注文した価格)=0.600円(60pips)

では、ユーロドルの場合はどうなるでしょうか?

1ユーロ=1.02000ドルの時に買い、1.19800ドルになった場合の値幅は0.178ドル(1,780pipsの利益)になります。

1.19800ドル(決済した価格)-1.02000ドル(新規注文した価格)=0.17800ドル(1,780pips)

日本円を含む通貨ペアでは1pips=0.01円(固定)

日本円を含む通貨ペアの場合は、1pips=0.01円です。

したがってユーロ円やポンド円などのように日本円を含む通貨ペアも全て共通です。

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ドル円(USD/JPY)の1pipsの事例1ドル150.000円で買い、150.010で決済した
ユーロ円(EUR/JPY)の1pipsの事例1ユーロ160.000円で買い、160.010で決済した
ポンド円(GBP/JPY)の1pipsの事例1ポンド190.000円で買い、190.010円で決済した

日本円を含まない通貨ペアの1pips=0.0001ドル(固定)

海外FXでは、日本円を含まない、つまり外国通貨同士のペアも取引可能です。

例えば、ユーロドル・ポンドドル・豪ドル米ドルなどが取引量の多いメジャーな通貨ペアがあります。

これらの通貨ペアでは、1pips=0.0001ドルになります。

したがって、1ユーロ1.02000ドルで買い、1.02010ドルで決済した場合の値幅は1pipsです。

1.02010ドル(決済した価格)-1.02000ドル(新規注文した価格)=0.00010ドル(1pips)

なお、1pipsを円に換算したい場合は後ろに来る通貨と円のレートで計算する必要があります。

つまり、ユーロドルの場合はドルが後ろに来るので、ドル円のレートを見て日本円に計算しなければなりません。

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通貨ペア日本円へ換算する際の通貨ペアのレート
ユーロドル(EUR/USD)ドル円(USD/JPY)
ポンドドル(GBP/USD)ドル円(USD/JPY)
ユーロポンド(EUR/GBP)ポンド円(GBP/JPY)

したがって、0.00010ドルの損益が発生した際、1ドル150円なら以下のように計算します。

0.00010ドル(1pips)×150円(ドル円レート)=0.015円×100,000通貨=1,500円/1ロット

貴金属(XAUUSD)の1pips=0.01ドル(変動)

貴金属(ゴールド)は1pipsの定義が定まっておらず、FX業者が表示している少数桁に依存します

海外FXでは、貴金属XAUUSD(ゴールド)も取引可能です。

XAUUSD(ゴールド)は一般的に、1pips=0.01ドルとなります。

XAUUSD(ゴールド)は2300.00ドルで買い、2300.01ドルで決済した場合の値幅は1pipsとなります。

貴金属(XAGUSD)の1pips=0.001ドル(変動)

貴金属(シルバー)は1pipsの定義が定まっておらず、FX業者が表示している少数桁に依存します

海外FXでは、貴金属XAGUSD(シルバー)も取引可能です。

XAUUSD(シルバー)は一般的に、1pips=0.001ドルとなります。

XAGUSD(シルバー)は26.500ドルで買い、26.501ドルで決済した場合の値幅は1pipsとなります。

仮想通貨(BTCUSD)の1pips=0.01ドル(変動)

仮想通貨(ビットコイン)は1pipsの定義が定まっておらず、FX業者が表示している少数桁に依存します

海外FXでは、仮想通貨BTCUSDも取引可能です。

BTCUSD(ビットコイン)は一般的に、1pips=0.01ドルとなります。

63,000.00ドルで買い、63,000.01ドルで決済した場合の値幅は1pipsとなります。

FXの取引にpipsが使われている理由

FX市場ではリアルタイムにさまざまな通貨ペアが入り混じって取引されています。

そのためドル円は「40銭の円安」、ユーロドルは「0.02ドルのユーロ安」といったように値動きを表現していると混乱を招いてしまうでしょう。

そこで通貨単位にかかわらず、変動幅が一目で分かるように共通単位として「pips」が採用されるようになりました。

pipsのおかげで、どの通貨ペアを取引した場合でも簡単に損益を計算できるようになったのです。

1pipsあたりの損益が分かれば投資がしやすくなる

FX初心者がまず覚えなければならないのは「1pipsの値幅でいくらの損益が発生するのか」という点です。

他にも専門用語がありますが、どれよりも優先して覚えましょう。

1pipsあたりの損益を計算できれば、投資効率の善し悪しが判断できるようになります。

FXのトレードで利益を得るには、エントリーした後どのくらい動いたらいくらの損益が発生するのかを想定しておかなければなりません。

1pipsでいくらの損益が発生するかについては、値幅だけでなくロットによっても変わります。

したがって、最初に下記の表を覚えましょう。

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ロット/値幅1pipsの損益10pipsの損益100pipsの損益
0.01ロット(1,000通貨)10円100円1,000円
0.1ロット(1万通貨)100円1,000円10,000円
1ロット(10万通貨)1,000円10,000円100,000円
10ロット(100万通貨)10,000円100,000円1,000,000円
20ロット(200万通貨)20,000円200,000円2,000,000円
50ロット(500万通貨)50,000円500,000円5,000,000円
100ロット(1,000万通貨)100,000円1,000,000円10,000,000円

例えば1ドル150円の時に、ドル円の買いポジションを1ロット保有すると仮定します。

この時、想定した価格まで動いて利確と損切りをしたら、いくらの損益が発生するのか把握しておかなければなりません。

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150.012に上昇(利確)149.965円に下落した(損切)
1ロット取引した場合の損益
(150.000で保有)
1,200円の利益3,500円の損失

では、仮に1pips動いた時の損益が分からなかった場合はどうなるのでしょうか?

この場合、想定した価格になるまで、損益が分からなくなります。

仮に大きいロット(例えば50ロット)で取引していた場合、あまりの損失の大きさに驚くでしょう。

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150.012に上昇(利確)149.965円に下落した(損切)
50ロット取引した場合の損益
(150.000で保有)
60,000円の利益175,000円の損失

このように、知らないうちに無謀なトレードをするリスクを避けるためにも、1pips動いたらいくらの損益が発生するのかを把握しておかなければなりません。

海外FXでpipsを使って損益を計算する方法

日本円を含む場合と含まない通貨ペアに分けてpipsを基にした損益計算方法を解説します。

日本円を含む通貨ペアの場合(クロス円)

日本円を含んだ場合の通貨ペアの損益はpipsをもとに以下の式から簡単に計算できます。

獲得したpips×0.01(1pips基準値)×10万通貨(ロット)

例として、ドル円を1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下の計算式のように10万円の利益を得られます。

100pips(獲得したpips)×0.01(1pips基準値)×10万通貨*(1ロット)=10万円(損益)

さらに、下記の計算式のように獲得pips×1,000円と覚えることで、1ロット取引時の損益を頭の中で暗算しやすくなります。

100pips(獲得したpips)×1,000円(1pipsの利益)=10万円/1ロット(損益)

日本円を含まない通貨ペアの場合(ドルストレート)

ユーロドル(EUR/USD)やポンドドル(GBP/USD)など、ドルを含んだ通貨ペアは以下の計算式で求めることができます。

獲得したpips×0.00010(1pips基準値)×USD/JPYレート×10万通貨(ロット)

例として、ユーロドルを1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下の計算式のように利益を得られます。
※ドル円(USD/JPY)レートは150円で考えるものとする

100pips(獲得したpips)×0.00010(1pips基準値)×150円×10万通貨*(1ロット)=15万円(損益)

さらに、下記の計算式のように獲得pips×ドル円レート×10と覚えることで、1ロット取引時の損益を頭の中で暗算しやすくなります。

100pips(獲得したpips)×150円(ドル円レート)×10=15万円/1ロット(損益)

日本円を含まない通貨ペアの場合(ユーロクロス)

ユーロポンドを1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下のような計算式を使います。

獲得したpips×0.00010(1pips基準値)×GBP/JPYレート×10万通貨(ロット)

例として、ユーロポンドを1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下の計算式のように利益を得られます。
※ポンド円(GBP/JPY)レートは190円で考えるものとする

100pips(獲得したpips)×0.00010(1pips基準値)×190円×10万通貨*(1ロット)=19万円(損益)

さらに、下記の計算式のように獲得pips×ポンド円レート×10と覚えることで、1ロット取引時の損益を頭の中で暗算しやすくなります。

100pips(獲得したpips)×190円(ポンド円レート)×10=19万円/1ロット(損益)

貴金属(XAUUSD:ゴールド)の場合

貴金属(ゴールド)は1pipsの定義が定まっておらず、FX業者が表示している少数桁に依存します

貴金属(XAUUSD:ゴールド)の損益はpipsをもとに以下の式から計算できます。

獲得したpips×0.01(1pips基準値)×USD/JPYレート×100オンス(ロット)

例として、XAUUSD(ゴールド)を1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下の計算式のように利益を得られます。

※ドル円(USD/JPY)レートは150円で考えるものとする

100pips(獲得したpips)×0.01(1pips基準値)×150円(USD/JPYレート)×100オンス(ロット)=15,000円(損益)

さらに、下記の計算式のように獲得pips×ドル円レートと覚えることで、1ロット取引時の損益を頭の中で暗算しやすくなります。

100pips(獲得したpips)×150円(USD/JPYレート)=15,000円/1ロット(損益)

貴金属(XAGUSD:シルバー)の場合

貴金属(シルバー)は1pipsの定義が定まっておらず、FX業者が表示している少数桁に依存します

貴金属(XAGUSD:シルバー)の損益はpipsをもとに以下の式から計算できます。

獲得したpips×0.001(1pips基準値)×USD/JPYレート×5,000オンス(ロット)

ゴールドと違う点は取引数量がゴールドは100オンス/1ロットだったのが、シルバーは5,000オンス/1ロットです。

例として、XAGUSD(シルバー)を1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下の計算式のように利益を得られます。※ドル円(USD/JPY)レートは150円で考えるものとする

100pips(獲得したpips)×0.001(1pips基準値)×150円(USD/JPYレート)×5,000オンス(ロット)=75,000円(損益)

さらに、下記の計算式のように獲得pips×ドル円レート×5と覚えることで、1ロット取引時の損益を頭の中で暗算しやすくなります。

100pips(獲得したpips)×150円(USD/JPYレート)×5=75,000円/1ロット(損益)

仮想通貨(BTCUSD:ビットコイン)の場合

仮想通貨(ビットコイン)は1pipsの定義が定まっておらず、FX業者が表示している少数桁に依存します

仮想通貨(BTCUSD:ビットコイン)の損益はpipsをもとに以下の式から計算できます。

獲得したpips×0.01(1pips基準値)×USD/JPYレート×1(ロット)

例として、BTCUSD(ビットコイン)を1ロット取引して10,000pipsを獲得した場合、以下の計算式のように利益を得られます。※ドル円(USD/JPY)レートは150円で考えるものとする

10,000pips(獲得したpips)×0.01(1pips基準値)×150円(USD/JPYレート)×1(ロット)=15,000円(損益)

さらに、下記の計算式のように獲得pips×ドル円レート÷100と覚えることで、1ロット取引時の損益を頭の中で暗算しやすくなります。

10,000pips(獲得したpips)×150円(USD/JPYレート)÷100=15,000円/1ロット(損益)

海外FXでpipsを活用する時の注意点

pipsの性質を理解すれば、利益や損失を即座に計算できます。

しかしpipsばかりを頼りにすると、思わぬ損失を被るかもしれません。

pipsを活用する場合、以下の点に注意しましょう。

  1. 海外FXでは損切りの目安にpipsを使わない方が良い
  2. 毎月の目標利益に執着しない

具体的な例を交えつつ、順番に解説します。

海外FXでは損切りの目安にpipsを使わない方が良い

FXで一度に大きく損失を出さないために欠かせないのが損切りです。

損切りのラインを決める方法として、次の考え方があります。

  • pipsで決める=100pips下落したら損切りする
  • 損失額で決める=含み損が1万円に達するタイミングで損切りする

どちらも似ているように感じますが、pipsだけで損切りラインを決めるのは危険です。

なぜなら、ロット(取引数量)によって同じpipsでも生じる損失額が10倍、100倍と異なるからです。

例えば、100pips逆行した場合に被る損失額は1ロットと10ロットでは大きく異なります。

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ロット100pips逆行したときの損失額
1ロット10万円
10ロット100万円

損切りラインは、pipsだけでなく取引量も踏まえて決めなければなりません。

あくまで自己資金に対して、許容できる損失額をベースに設定しましょう。

毎月の目標利益に執着しない

毎月「1,000pips獲得」などと利益の獲得目標を掲げているトレーダーは多くいます。

実際にSNSでも、目標pipsを宣言しているトレーダーを目にした経験があるのではないでしょうか。

しかし、pipsを目標設定に使うのは、あまりおすすめできません。

なぜなら、トレード手法や相場環境によって、利益の得やすさは常に変動するからです。

具体的な数値を目標にした場合、心理的にもさまざまな弊害が表れます。

例えば「今月の目標達成できない」といった理由で、一発逆転を狙うとどうなると思いますか?

この場合、正常な判断力が失われているので、利益を得るどころか大きな損失を被るリスクが高くなります。

もちろん、1回のトレードで獲得したいpipsを目安として設定するのは構いません。

しかし、あくまでも目安であって、仕事や勉強のような目標設定のやり方ではいずれ損失を被ることになります。

最低でもクロス円とドルストレートのpipsはマスターしよう

FXではpips、すなわち為替レートの変動幅によって損益が決まります。

したがって、1pipsの値幅でいくらの損益が発生するのかは、必ず把握しておく必要があります。

基本的に日本円を含む通貨ペアであれば、1ロット取引する場合に発生する利益は1pips=1,000円と覚えておけば、損益の計算がしやすくなります。

日本円を含まないペアであれば、1ロット取引する場合は、1pips=後者の通貨(〇〇〇/〇〇〇)×後者の通貨の日本円レート×10と覚えておけば、損益をすぐに出せることでしょう。

貴金属(ゴールド・シルバー)及び仮想通貨(ビットコイン)のpipsは統一されておらず、業者の表示(少数桁)によって変動するためpipsで損益を算出するときは注意が必要です。

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